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Install netpbm

7 Feb 2007

Netpbmの導入  

http://social-science-study.blogspot.com/2006/11/netpbm.html
Thursday, November 02, 2006

Tgifで作成した画像をWordなどに貼る場合、EPSではなくPNGとして保存する必要がありますが、そのためにはNetpbmというイメージ変換 パッケージを導入する必要があります。(Tgifのインストールはここを参照)そのためには、先に lintool、libpng、libjpeg、libtiff を導入しておく必要があります。ちなみに、libpng はすでにここで導入の仕方を紹介しているので、ここでは省略します。また、一番最初 に libtool をインストールする必要があります。ちなみに、開発環境の導入は済んでいるものとして話を進めます。(XcodeToolsのインストールはここを参照)

libtool
まずここから最新版(現時点ではGNU Libtool 1.5.23a)(mine is libtool 1.5.22) をダウンロードして解凍します。解凍したディレクトリがデスクトップ(~/Desktop)であるとすると、ターミナルから、以下の様に してコンパイルしてインストールします。

cd ~/Desktop/libtool-1.5.23a
./configure
make
sudo make install

libjpeg
こ こか ら最新版(現時点ではjpegsrc.v6b.tar.gz)をダウンロードして解凍します。同様に、解凍したディレクトリがデスクトップ (~/Desktop)であるとすると、ターミナルから、以下の様にしてコンパイルしてインストールします。以下では、共有ライブラリにリンクを貼りたい ので、 --enable-shared というオプションを指定しています。また、libtool のシンボリックリンクを貼っているのは、Makefileがどうやらlibtoolの呼び出しに./libtoolと記述していてエラーを吐くためです。 (単にMakefileの編集が面倒なだけです)

cd ~/Desktop/jpeg-6b
./configure --enable-shared
ln -s /usr/local/bin/libtool ./
make
sudo make install

libtiff
ここから最新版(現時点ではtiff-3.8.2.tar.gz)をダウン ロードして解凍します。同様に、解凍したディレクトリがデスクトップ(~/Desktop)であるとすると、ターミナルから、以下の様にしてコンパイルし てインストールします。

cd ~/Desktop/tiff-3.8.2
./configure
make
sudo make install

libpng

Dowload the latest version at http://www.libpng.org/pub/png/libpng.html (it's now 1.2.24). Then
gunzip libpng-1.2.24.tar.gz
tar -xvf libpng-1.2.24.tar
cd libpng-1.2.24
./configure
make
sudo make install

Netpbm
以上で予備的な段階は終了です。次に、Netpbmの最新版(現時点では10.26.33)(mine is 10.26.49) をここからダウンロードして解凍します。デスクトップ上 (~/Desktop)に解凍したとすると、まず以下の様にしてMakefileを生成します。

cd ~/netpbm-10.26.33
./configure

このとき、configure を行うとこんな 感じの プロセスを辿ることになりますが、今回は全てデフォルト値を選んでいます。(無理に変えるとコンパイル時にエラーの原因になるので、分からなければデフォ ルト値のままがいいでしょう)これでMakefileが生成されたら、コンパイルしてインストールすることになります。

make
make package
sudo ./installnetpbm

ここで、コンパイルが成功して installnetpbm を実行すると、こんな 感じのプロセスを辿ります。今回も全てデフォルト値を使っています。

<補足>
最後に、netpbm の実行ファイル群がサーチパスに含まれる様に、.bashrc に /usr/local/netpbm/bin を書き足します。(例えば以下の様な記述になります)

export PATH=${PATH}: 既に記述されているパス :/usr/local/netpbm/bin

さらに、ダイナミックライブラリの読み込みがこのままではどうも上手くいかない様なので、以下の様にしてシンボリックリンクを貼ります。

sudo ln -s /usr/local/netpbm/lib/*.dylib /usr/local/lib

これで導入が完了したので、Tgifで作成した図を EPS 以外の形式、JPEGやPNG、TIFF など、で保存することができる様になります。保存形式を変更するには、Tgifの左上のボタンをクリックして保存形式を選びます。

Trying out, use

pnmtopng file.pbm > file.png